KYOTO ART LOUNGE 2021-2022
アーティストプロモーション映像発信プログラム

「京都アートラウンジ」は、2016年度から京都の若手アーティストと人々の交流の場として定期的にトークイベントなどを開催し、多くの優れたアーティストをご紹介してきました。しかし、一昨年以降、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により、これまでのリアルイベント形式を見直し、オンラインを中心としてこれまで以上にアーティストの魅力を伝えるための方法を模索してきました。そして2021年度、アトリエでの制作風景とインタビューを収めた映像を発信することで、日々作品制作に向き合うアーティストの姿を知っていただくことを目指して、映像の制作とオンライン配信、総括的な展覧会の開催までを一連のプログラムとしてとして実施することとしました。

2021年夏、京都府とその近郊に制作拠点のあるアーティストを対象に参加者を公募し、葛本康彰、澤あも愛紅、嶋春香、西久松友花の4名のアーティストが選ばれました。いずれも、表現の豊かさや独創性によって人の心を打つアーティストであり、現代の京都でアーティストとして生きることに真摯に向き合い、広い視野と深い思慮をもって未来を見つめている若き実践者たちです。今回公開する制作風景やインタビューの映像は、彼/彼女らの作品をより理解するための貴重な手がかりとなるでしょう。

アーティスト審査・選考委員：
磯谷香代子（CCC アートラボ事業本部/美術手帖 チーフプランナー）
国枝かつら（京都市京セラ美術館 アソシエイト・キュレーター）
前田剛（有限会社前田珈琲 代表取締役社）
矢津吉隆（現代美術作家、kumagusuku 代表）